渥美 徹さん(静岡県浜松市)の木成りみかん 販売開始!
みかんの名産地 静岡県浜松市
東海道新幹線の浜松駅から車で約45分。駅から向かって静岡県浜松市の都田の少しだけ向こうに、渥美さんが営む渥美農園があります。昭和25年から約70年間栽培を行っており、渥美さんで4代目。少しずつ増やしてきた栽培面積は、現在約10ヘクタールになり、みかん以外にもすだち、レモン、ゆず、グレープフルーツ等も栽培しています。
浜松市はみかんの栽培が多い事で知られていますが、特に渥美さんの農園付近は日照量が多く、浜名湖からの潮風でミネラル分が運ばれてくるため、美味しいみかんが出来る事で有名です。
樹を大切にする草生栽培
渥美さんのこだわりは、樹の根の活動を促すため、土壌内の微生物が活動できる環境を整えるよう、除草剤を使用せずに自然環境を活かして栽培する「草生栽培」。
「除草剤を使わない事で、土が硬くならずに、樹の根の動きが制限されないんだよ。」
と教えてくれました。
みかんの働き盛りは、植えてから20~30年。樹を大切に育てていく事は、次世代につなぐためにもとても重要な事なんですね。
完熟収穫=木成り収穫
渥美さんは、味のよいみかんだけを出荷するため、完熟したものだけを適時収穫していく「木成り収穫」にもこだわっています。出荷の事だけを考えると、事前に収穫して貯蔵しながら出荷していく方が各段に楽ですが、「果物はやっぱり味が大切」という事で、完熟収穫→出荷というスタイルを貫いています。
次世代につなぐ農業
「自分は今45歳だから、一般企業で考えたらあと20回しかみかんを収穫できないんだよ。その間に息子に継いでいってもらうためには、どれだけ効率的に生産できるかを考えて栽培方法を確立しないといけない。そのために、昔ながらの急斜面園地ではなく、作業負担が低い園地作りをしているんだ。」
と教えてくれました。宝物ですね。
渥美さんが作った完熟みかん!今年は1月上旬から販売開始となります!来年はシーズンを通して出荷が可能になりますので、是非ご検討を!
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