各務栄作さん(福岡県豊前市)のアスパラガス 販売開始!
元薬剤師 野菜作りを始める
福岡県の北九州空港から車で30分。福岡県豊前市に、今回の主役である各務栄作さんが取締役を務める株式会社エフワイアグリがあります。
各務さんは、2017年からこの地で農業生産を開始しました。それまでは、なんと薬剤師というキャリアを歩んでおり、文字通り畑違いの業界からの転身です。
「医食同源という言葉がある通り、食べ物は一番身近な薬なんです。健康的な作り方で身体にいいものを作る事が今の仕事です。そういう意味でやっている事は変わっていないと思っています。あと、単純に一次産業が好きだし、盛り上げていきたいですよ!」とは各務さんの弁。
まさにリーダー的な意識、考え方ですね。私もそのお手伝いをさせていただきます!
健康的な野菜作り
各務さんは、グローバルGAP(G GAP)や有機農業に取り組み、環境にも人間にも安心安全で持続可能性が高い農業を実践しています。
その一環で、作る人によって商品に大きな違いが出ないよう、作り方も言語化し、分かりやすくマニュアル化する挑戦をしています。水やり一つでも、土を握って握った土が4つに割れる程度であれば水を足す等、誰でもわかる基準を作っていくのが目標です。
「農業は色々な人が独自の作り方をしますが、それが一次産業の効率化の壁になる事もあります。そのため、我々は理屈に合わない事はしません。化学、生物学に基づいて、必要な事を必要な時にする、ロジカルな農業を実践します。」
こういう所にも薬学を学んでいた経験が活きているんですね。
日本一早く出荷できる国産アスパラガス
九州は、日本一早くアスパラガスを出荷ができ、福岡県は全国7位(R2年 農林水産省「作物統計」による)。各務さんのアスパラガスは2月~10月まで出荷が可能です。
栽培方法は高畦栽培という方式を採用しており、「腰高まで地面が高いため作業効率が良く、排水性も高いため商品の品質も安定する」というメリットがあります。
また、収穫後は自社で選別、商品化を行い、出荷まで冷蔵庫に入れ、その日のうちに出荷。実はアスパラガスは鮮度が命。収穫から刻一刻と味が変化します。最短距離で売場まで届けてくれるのは、ありがたいです。
挑戦は続く
現在、各務さんはベビーリーフ(有機)を主体に、ほうれん草(有機)、アスパラガス、ティーンリーフ、フィンガーライムを作っています。特にアスパラガス、フィンガーライムに関しては、1法人(個人)単位で作る面積・量としては日本で最大級に育っていく予定です。
”消費者さんと一緒に育っていく”各務さん。今後も他の商品を取り扱い予定ですので、是非注目してください!
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