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古田康尋さん(長野県下伊那郡下條村)の市田柿 販売開始!

古田康尋さん(長野県下伊那郡下條村)の市田柿 販売開始!
カネシゲ農園

標高は800mの果樹園

長野県飯田市から車で約30分、長野県下伊那郡下條村に市田柿を作っているカネシゲ農園があります。
園主の古田康尋さん(通称:ボブ、ヤス)は、りんご、柿、梨を中心に果樹園を営んでおり、おじいさん、お父さんから受け継いだ農園を大切に管理しています。

カネシゲ農園の標高は800m。
夏でも朝晩は冷涼な気候で、昼夜の温度差が大きく、果樹栽培にはもってこいの場所です。

市田柿

美しい「柿のカーテン」は秋の風物詩

12月下旬から販売を開始させていただく市田柿は、下伊那郡高森町の市田地域で栽培されていた事からその名がつきました。なんと、500年以上も栽培の歴史があるそうです。
外側をしっかり乾燥させたタイプの干し柿で、内側はムッチリとした食感がとてもクセになります。また、調味料は一切使用せず、柿本来の甘さを活かしたとても上品な味です。ちなみに、外側ついている白い粉は柿自体のブドウ糖が結晶化したものです。

カネシゲ農園では、10月上旬くらいから市田柿の収穫、加工のピークに入ります。一つ一つ丁寧に皮を向き、紐でくくり、干し場につるしていきます。オレンジ色のカーテンをつけているようでとてもキレイな風景になります。
(写真だけ撮影しにくる方もいらっしゃるそうです!)
天竜川が近くを流れており、そこで発生した霧が極端な乾燥を防ぎ、毎日おいしく熟成されていきます。お客さんからは”天然の和菓子””生キャラメルみたい”と言われているそうです。

市田柿

ひとつひとつに想いを込めて

カネシゲ農園の市田柿は、原料が違います。
植物性堆肥の施用で土壌菌(枯草菌)が活動できる環境を整え、樹の根の動きを活発にすることで、柿そのものの味が美味しくなります。収穫時期は早すぎないよう、しっかり色と手の感触で熟度を見極めて収穫を行い、熟度をコントロール。
また、加工工程でも、つるした後に一定時間熱乾燥庫に入れる事により追熟や脱渋をしたり、口当たりをなめらかにするために定期的に柿を揉んで柔らかくしていきます。一つ一つ丁寧に作る事により、どんどん美味しくなっていきます。

ヤスさんは、
「収穫のタイミングの見極めが難しくて。なかなか大変なんだよぉ~。」
と明るく話してくれますが、毎年苦労をした結果を積み重ねているからこそ明るく話せるんだろうなと妙に納得してしまいます。

農業を未来へつなぐ

市田柿を一口。和菓子のような上品な甘みで、緑茶とベストマッチです。試してませんが、夜にウイスキーのお供にしていただくとスモーキーさとマッチして私好みかもしれません。柿は二日酔い予防に役立つらしいので、一石二鳥です。妻への言い訳にもなります!

「次の世代、その次の世代にも、農業をつないでいきたい。そのためには、農業をしている自分にプライドを持ち、普通以上に稼ぎ、子供たちに農業は格好いいと思ってもらいたい。」
「息子は、”自分も父ちゃんと同じ農業をやる”と言ってくれる。うれしいね。」
と顔をほころばせるヤスさん。

ヤスさんは、果樹栽培の他に、自社農場で栽培したリンゴを加工してジュース、シードルやジュースを作ったり、キャンプ場を開いたり、養鶏をしていたり等、手広く経営をしています。他にも商品をいただける予定なので、またご紹介をお楽しみに!

ヤスさんの美味しい市田柿。販売期間は12月~1月までの期間限定ですので、一度食べてみてください!

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